心理系の資格への関心が増加する中で
近年、こころの悩みをもつ人が増加に伴い心理学を学びたいと考えている人やも増え、 心理系の資格への関心がもたれています。
臨床心理士はこれまで心理学の習得のリストのトップでしたが、 2018年に公認心理師法が施行されたことで、国家資格である公認心理師に注目が集まっています。
ただし、この新しい資格にはまだ長い道のりがあります。 すでに働いている社会人にとっては、条件は非常に厳しいものです。
これらの過酷な条件下で、試験の資格を得るための現実的で負担の少ない方法として、 通信大学の活用があります。
そこで、この記事では、通信大学心理学部から 公認心理師としての資格を得る方法を調べてみましょう。
通信制大学・大学院から公認心理師になるには?
通信大学に編入する場合は、3年生に編入することで、 最低2年で大学に必要なコースを受講することができます。
通信制大学は、以下のような2つの大きなメリットがあるので、仕事をしながら科目の履修も可能になります。
①自宅学習で単位を修得できる
②通学よりも授業料が安い
通信大学には2つの大きなメリットがあります。
(1)自宅で勉強することで単位を取得できること
(2)授業料が学校に行くよりも安い
ということです。コースを受講することも可能になります。
<大学・大学院で履修が必要な科目>参照|公認心理師法施行規則(平成29年文部科学省・厚生労働省令)
↓↓ 下記記事では、2022年6月現在公認心理師似必要なカリキュラムに対応している通信制大学を紹介しています。
まとめ
心理学とカウンセリングの名前を持つ多くの資格がありますが、民間資格では臨床心理士、 国家資格では公認心理師が公的に最も信頼され、評価されています。
資格のある人は必ずしも適切なサポートを提供できるとは限りませんが、 実績や資格のない人から信頼されることはさらに困難です。
特に、公的機関である学校のスクールカウンセラーや、医師の指導の下、 保険でカウンセリングを行う心理士にとっては、 今後、公認心理師の需要が高まることが予想されます。
しかし、この資格は現在、働く人々にとって不利な条件が多すぎます。 実は昨年の大学院入試で働く成人の人数は例年より少なかったと言われています。
将来的には公認心理師法の改正の余地があると思いますが、 今のところ、資格取得の選択肢として通信大学の利用が考えられます。