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公認心理師 頻出キーワード大公開!(1回目-第10位まで)

公認心理師 頻出キーワード

さて、公認心理師試験まで残すは1か月となりました。今回は、公認心理師過去試験にて出題されたキーワードの多いものを集め、ランキング形式にしました!それぞれの頻出キーワードに対しての内容は、「聴いて覚える 濃縮!公認心理師」のテキストに掲載されている要点から引用しています!頻出キーワードが含まれた要点を公開しますので、ぜひ試験勉強にお役立てください!

<第 1 位>秘密保持と例外

 

 要点POINT
・秘密保持の例外は,①自傷他害のおそれ,②虐待の疑い,③医療保険による支払い,④クライエントによる明確な開示要請,⑤クライエントのケアに直接かかわる専門家同士の話し合いである。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第1章 公認心理師の職責 1 公認心理師の職責』より

<第 2 位> 心的外傷後ストレス障害(PTSD)

 要点POINT
・PTSDは,強い心的外傷(トラウマ)になるような出来事を経験した後に生じる疾患である。
・PTSDは,①再体験症状,②回避症状,③認知と感情の否定的変化,④慢性過覚醒症状等が1カ月以上持続する場合に診断される。
・PTSDと同様の症状の持続期間が,4週間以内のものを,急性ストレス障害(ASD)という。
・PTSDの心理療法は,ポスト・トラウマティック・プレイセラピー,EMDR等がある。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第4章 精神疾患 6 心的外傷後ストレス障害(PTSD)/解離症』より

 

<第 3 位> 抑うつ障害群

 要点POINT
・抑うつ障害群の発生頻度は,うつ病だけを発病する患者が一番多く,次いで躁病とうつ病を繰り返す患者であり,躁病だけを発病する患者は少ない。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第4章 精神疾患 2 うつ病/双極性障害』より

 

<第 4 位> 公認心理師法(業務内容)

 要点POINT
・ 公認心理師の業務と役割として,教育および情報の提供も含まれる。
・ 公認心理師は,要心理支援者と関係者,および国民が公認心理師の業務対象となり,心の健康の保持増進に寄与する。
・ 公認心理師の業務は,①心理的アセスメント,②要心理支援者への支援,③要心理支援者の関係者への援助,④国民の心の健康普及のための教育と情報提供,⑤保健医療,福祉,教育等の各分野との連携義務である。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第1章 公認心理師の職責 1 公認心理師の職責』より

 

<第 5 位> 統合失調症

 要点POINT
・統合失調症は,様々な精神機能のまとまりを失う疾患である。
・ 統合失調症の発生頻度は,約0.8%で,好発年齢は10代半ば~30代半ばである。(思春期での発症が多い)
・統合失調症は,内因性の精神疾患である。
・統合失調症の原因は,ドーパミンの放出異常や遺伝であり,モノアミン酸化酵素の関与が指摘されている。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第4章 精神疾患1 統合失調症』より

 

<第 6 位> 危機介入

 要点POINT
・ 時間制限心理療法の特徴は,①現在の症状を重視した治療と目標の焦点化,②危機介入における即時的対応,③カウンセラーによる積極的な指示である。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第9章 心理療法 6 ナラティブセラピー/短期療法』より

 

<第 7 位> 認知症(Alzheimer型)

 要点POINT
・代表的な認知症として,アルツハイマー型認知症,脳血管性認知症,レビー小体型認知症,前頭側頭型認知症がある。
・ アルツハイマー型認知症は,脳全体が萎縮し,記憶をはじめ種々の認知機能が全体的かつ漸進的に低下する。
・アルツハイマー型認知症は,人格の変化や感情の平板化が見られ予後は悪い。
・アルツハイマー型認知症では近時記憶障害以外にもエピソード記憶障害があり,記憶障害に対する自覚を欠くことが多い。
・アルツハイマー型認知症の有病率は女性の方が高い。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第4章 精神疾患 7 高次脳機能障害/認知症』より

 

<第 8 位> 妄想

 要点POINT
・ヤスパース(Jaspers, K.)は,妄想を「真性妄想」と「妄想様観念」に分類した。
・真性妄想は,了解不能な妄想である。
・妄想様観念は,感情・体験・幻覚などから発生した妄想で,了解可能な妄想である。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第3章 医学および精神医学 4 精神医学と精神病患者の歴史』より

 

<第 9 位> 児童相談所の機能

 要点POINT
・児童相談所の相談種別には,「養護相談」「障害相談」「非行相談」「保健相談」「育成相談」がある。
・一時保護や社会的養護を必要とするような重症度の高いケースは,児童相談所が中心となって支援を行なう。
・児童の安全確保と調査を目的に,一定期間児童を保護する一時保護所が併設されている児童相談所が多い。
・ 児童相談所は,必要な場合,児童を家庭から分離して里親委託や施設措置を行う。
・里親委託や施設措置に関して保護者の同意が得られない場合,家庭裁判所に申立て(児童福祉法第28条の申立て)を行い,審判を経て,委託・措置となる。
・児童相談所には,児童福祉司,児童心理司,一時保護所職員,医師,保健師,弁護士等が配置されている。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第2章 主要5分野における法律や制度 2 福祉分野における法律や制度 2 -Ⅰ 児童』より

 

<第 10 位> 物質関連障害・嗜癖性障害群(依存症)

 要点POINT
・ 虐待につながるリスクとしては,経済的困窮,地域からの孤立,うつ病等の保護者の精神疾病,アルコール依存やギャンブル依存等の嗜癖,予期しない妊娠等が指摘されている。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第2章 主要5分野における法律や制度 2 福祉分野における法律や制度 2 -Ⅰ 児童』より

 要点POINT
・物質への依存(物質関連障害)は,「物質使用障害」と「物質誘発性障害」に分類される。
・物質使用障害は,物質の使用により重大な問題が生じているにも関わらず,その物質を使用し続ける,認知的・行動的・生理学的疾患である。
・ 物質誘発性障害は,物質を摂取又は中止することによる特異的症状を示し,中毒,離脱等が含まれる。

(著:ケアサポート9)濃縮!公認心理師 第5版『第4章 精神疾患 8 摂食障害群/依存症』より

まとめ

いかがでしたでしょうか?濃縮リスニングでは頻出キーワードで検索しても、内容があちらこちらにに散らばることが無く、十分にまとまった要点を覚えることができます!ぜひ、プロのナレーションの音声を聴いて、効率的に学習してみてください!

 

 

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