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公認心理師

公認心理師、心理カウンセラーとして独立・開業する方法

心理カウンセラーの需要

日本では、「ストレスの多い社会」と呼ばれるほど多くの人が心の問題を抱えています。

このような現代において、ストレスによる心の問題を解決し、支援を行う「心理カウンセラー」は、さまざまな場面で必要とされる職業です。

この記事では、心理カウンセラーになりたい人のために、「独立・開業」する方法を紹介します。

 

独立・開業する

フリーの心理カウンセラーとして独立・開業する方法です。

起業の際は、税務署に「開業届」を提出する必要があります。

事業開始通知は、民間事業の開始を税務署に報告する責任がありますので、必ず開業から1ヶ月以内に提出してください。

また、開業時に納税申告書を提出する必要があります。個人事業主の確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類がありますが、メリットが大きいのが青色申告です。

青色申告は最大65万円の青色申告の特別控除を受けることができ、節税効果が高いというメリットがあります。

(参考|国税庁「[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続」)

最初からたった一人でフリーランスとして収入を得るのが心配なら、副業として始めても良いかもしれません。

心理カウンセラーは、資格があっても実績の数や経験がより重視される仕事です。

クライアントの信頼を得るためには、「資格+実績」を必要とするでしょう。

したがって、本業を継続し、副業として心理カウンセラーとしての実績を積むことも、お勧めします。

最近はオンラインカウンセリングが主流になりつつあるので、自由時間にカウンセリングを提供しやすく、費用もかからないので少人数で始めやすいです。

 

心理カウンセラーとして独立・開業するには?

さて、独立する場合には、まずは何を準備すれば良いのでしょうか。

場所を決める

カウンセリングするためには「場所」が必要です。

部屋を借りる(または自宅で)

一般的に、開業して起業する場合は、サービスを提供する場所となる物件を借ります。

ただし、固定費のために初期キャッシュフローが心配な場合はお勧めしません。

自宅で開業する場合は固定費はかかりませんが、自宅で開業する場合は、私生活に加えてスペースを確保する必要があります。

レンタルスペース・カフェの活用

レンタルスペースやカフェであれば、案件があるときだけに費用が発生するので活用しやすいですね。

カウンセリングに適した部屋を1時間ごとに借りることができるので、カウンセラーが希望するエリアや行きやすいエリアを確認することをお勧めします。

オンラインカウンセリング

オンラインカウンセリングでは、全国のカウンセラーにカウンセリングを提供することができます。

初期費用はかかりませんので、少しずつオンラインカウンセリングから始めることをお勧めします。

集客・告知をする

事業を安定させるには、集客が必要です。

集客には、Web(SNS、ホームページ)、フリーペーパー、スキルシェアリングサービスなど、自分に合った方法を選択してください。

SNS

SNSは、無料で集客するための最も効果的な方法です。

Facebook、Twitter、Instagram、noteなど、さまざまなSNSを駆使して、ターゲットに役立つ情報を発信し、見込み客にアプローチすることが効果的です。

ホームページ

サービスの内容、料金、どのような相談ができるのかなど、ページを確認するだけで気になる情報が掲載されていると、安心して行きやすくなります。

相談者にとって行きやすいカウンセリングなのかも重要になってきますので、これまでの経歴などのプロフィールなども記載しましょう。

また、ホームページのURLをSNSのアカウントに載せることで、アクセスを多く取ることができます。

フリーペーパー

Web集客以外にも、地域のフリーペーパーなど、インターネットを利用しない地元のターゲット層へのアプローチもできます。

スキルシェアサービスの活用

自分のスキルを提供するスキルシェアリングサービスも実績を作るのに効果的です。

料金は少し高いですが、「スキルを提供したい人」と「スキルを使いたい人」をつなぐ場所ですので、

実績を上げたい方はぜひご利用ください。

 

ツールを導入をする

カウンセリングを提供する場所と顧客を引き付ける方法を決定したら、次のステップはツールを導入することです。

予約方法や料金の支払い方法など、スムーズに利用できるように注意する必要があります。クライエントが扱いやすいツールを導入しましょう。

 

予約・決済ツール

告知や集客によって興味を持ってくれた人々に、サービスを申し込んでもらうためのツールを準備しましょう。

メールや予約フォームで予約を受け付けるのが一般的です。

電子メールまたは予約フォームで予約を受け入れるのが一般的です。

SNSで集客しているとダイレクトメッセージ(DM)がスムーズになります。

たとえば、Twitterの投稿を参照→この人と話したい→DMで予約する。

その場合は、プロフィールに「DMで予約・お問い合わせください」と書いていると、親切ですね。

ホームページでのご予約をご希望の場合は、申込用のフォームを作成しましょう。

 

決済

個人が簡単に支払いを行えるようにする一般的なツールは、「PayPal」などの支払いシステムです。

アプリをダウンロードしたら、本人確認と銀行口座の登録ですぐに利用できるので、相談者も使いやすくなっています。

アプリやパソコンで集金を管理することもできます。

配信ツール

zoomは、オンラインカウンセリングで最も人気のあるツールです。

いつでもどこでもスマートフォンやパソコンでカウンセリングができます。

 

独立した場合の推定年収

推定年収:1000万円・青天井

独立系事業者の場合、経営手腕によって収入は青天井です。

公認心理師として独立し、年収1,000万円を超える人もおられます。

成功している事例としては、最もあげられるのが心理カウンセラー以外にも講師として呼ばれる場合など、以下のような収入です。

・企業カウンセラーの報酬

・メディアへの露出や講演会

・書籍の執筆

まとめ

いかがでしたか。近年では心理系の国家資格でも公認心理師が誕生し、ストレスによる心の問題を解決し、支援を行う「心理カウンセラー」は、さまざまな場面でニーズが高まっています。

心理カウンセラーを目指している方や、心理カウンセラーとしての実績があり、自立を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

↓ ↓ こちらの記事でも、公認心理師のその他の職業の年収も紹介しています。参考にしてください。

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